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執筆者の写真kishida ken

マーリンの話

どうもキシダ模型でございますm(__)m 雨が・・・朝は天気よかったのにね(´・ω・`) 21日(日)は開店時間が15:00ころとなります。 申し訳ございませんが、よろしくお願い致しますm(__)m さて 現在、製作中のタミヤ1/48スピットファイアですが、もう少しで塗装に入れそうな感じです 特に見た目に進捗はないので・・・画像はなしです・・・(^^; 今日は 皆さん 1mmも興味がないであろう エンジンの話です スピットファイアのエンジンは、ロールス・ロイスのマーリンです

このマーリンというエンジン 第二次大戦中にスピットファイア、ハリケーン、ランカスター、モスキート等々・・・イギリスで作られた様々な飛行機のエンジンとして使用されました。また、アメリカでもライセンス生産され、第二次大戦中最高の戦闘機して知られるP-51マスタングのエンジンとしても使われた傑作エンジンであります。 ロールス・ロイス マーリンの仕様は 排気量27l水冷V型12気筒SOHC48バルブ、スピットファイアMk.1に搭載された初期の型で最高出力1,030hp(高度10,250ft)と同時期に登場した航空機用ピストンエンジンとスペック的にも構造的にも突出したような所はありませんが、この後、マーリンはスーパーチャージャーの改良によってパワーアップしていきます。 マーリンの過給圧は初期型マーリン3で+6.5psi、2段過給器を備えた後期の60シリーズで+15~18psiという事ですから、実に3倍近くもブースト圧が上がっている事になります。 ターボ車で遊んだことがある人ならお馴染みの単位kg/cm2に直すと、ブースト圧0.46~1.27にアップした事になります。 こりゃー、えらいパワー上がっちゃうんじゃないの?ってのが容易に想像できるかと思います。 出力も1,030hpから1,565hp(高度12,250ft)へアップしています。 さて 飛行機用エンジンの諸元を見ているとスーパーチャージャーの欄に、1段1速だの2段2速だのといった表記を見たことがあると思います。 まず段は、ステージということで、1段はインペラ1枚で加圧、2段はインペラが2組あり初段で加圧した空気をもう1段で更に加圧しハイブーストを得るというものになっております。 1速、2速というのはスーパーチャージャーの増速比を変えるギアの段数です。 低、中高度は1速、高高度は2速という具合に使い分けます。 マーリンは、初期の型では1段1速のスーパーチャージャーを使用し、42年から生産に入った60シリーズでは2段2速スーパーチャージャーを装着するようになりました。 この2段スーパーチャージャーの開発は、後にブリストルでハリアーのエンジンとして有名なペガサスをデザインする事になる、スタンレー・フッカーが行いました。

この過給機は、コンパクトでありながら水冷式インタークーラーも備えるという巧みな設計でした。 マーリンは各タイプあわせて168,176基がロールス・ロイス、英フォード、米パッカードで生産されました 。

また、マーリンから過給機を取り外し、軽合金部分をスチール製に置き換え、車両用としたミーティアと呼ばれるエンジンも存在しました ミーティアはクロムウェル、センチュリオン、コンカラー等々の戦車に搭載されました。 おわり それでは、本日もオープンしております!! 生憎の雨模様ではございますが、本日もご来店お待ちしておりますよ!


したらねー( `・∀・´)ノ

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